歳を取って

先日、TVで98歳の詩人である柴田トヨさんの詩集「くじけないで」を取り上げていて、
興味があったので本を買って読んでみた。


先日実家に帰った時、母親が、
「その歳になってようやく母や義父が昔言っていたことが分かるようになった」
「その当時は、何ゆうとんの、なんて思っとったけど」
と祖父母が母に言っていた事を聞かせてもらったから、興味はなおさらだ。


そういえば震災でも古きの教えや言い伝えが
命を救ったこともあったと聞いた。
津波てんでんこ」
津波の時は1mでも高いところへ登れ」
などなど。


ところで、トヨさんの詩、
TVのキャスターが棒読みするとこれまた味気ない。
でもトヨさんがゆっくり心を込めて読むと、
詩がなんとも味わい深いものとなる。
私の好きなトヨさんの詩は「貯金」


そういえば、私は5月で40歳になるのだけど(ぎょぎょ!)
母曰く、「私40歳で会社を早期引退するわ」などと言っていたらしい。
先日ユウがぴよんと同じ保育園に入れる内定らしきものをいただいた。
職場復帰への最低限の準備はできたけど、
さてさてまたもや「なんとかなるさワーキングマザー」に向けて
準備しないと。結構腰が重いけど。


でも今はぴよんとユウを連れて桜を見ながらのんびり保育園から帰ったり、
ぴよんの我がままに付き合ったり、
ユウと並んでお昼寝をしたり、
庭の草抜きをしたり、
ちょっと頑張って料理したり、
古い友人に連絡を取ったり、


期間限定のんき気ままな生活してます〜。すっかり味を占めてます。忙しいのは忙しいのだけど、
そんなにのんびりしちゃだめよ、なんて叱咤激励する声が届いてきそうですが、
まあ、トヨさん風に、たまにはいいでしょう。