今日はぴよんぜっ不調です。

ぴよんはまだ根治が終わっておらずシャントでなんとか必要量の酸素を供給しているのですが、それでも普段は血中酸素濃度は87%前後。ちなみに健康な私達はほぼ皆100%あります。それがぴよんの場合風邪をこじらせると一気に70台前半に下降。実際の血中酸素濃度はそんなに下がってないらしいですが、測定している指先の表面の毛細血管ではどうも風邪を引くと血管が収縮して70%くらいに落ちているらしい。なので網目模様のチアノーゼが熱を出すと体全体の皮膚に出てきます。

シャントを持つぴよんにとって脱水症状は致命傷。シャントが詰まる可能性があるからです。なので39度台の熱で、吐きだすと、1日粘るのが精一杯。今回も座薬と抗生物質の飲み薬でなんとか乗り切れるかな、と思っていたけど・・・・やっぱダメでした。こども病院の救急に電話する時、なんとなく親としての力不足を感じるのは私だけなのでしょうかね。

で、今日ですが、昨日は順調に熱が下がっていたので、安心して私は夜は休ませて貰い、今回は早く退院できるかな〜、と期待して今朝病院に向かったのですが、期待空しくぴよんはまだ寝たままで座る力はまだなさそうでした。それでも午前中はニコニコしたり、歌に合わせて踊ったりと順調に回復してそうだったので、午後はばあばとバトンタッチして、会社へ。

夕方仕事を片付けて病院のばあばに電話したら、電話口の向こうでぴよんの泣き叫ぶ声が。あら、これはやばそう。会社を早々と引き上げてまた病院へ車で向かいます。ぴよんは泣きはらした目でえらくかわいそうな姿になっていました。夕飯は食べたものの、その後は泣いて泣いて、あやしても抱っこしても本を読んでもTVをつけてもダメ。こんなに泣き続けても救急の夜勤の先生は覗きにも来てくれません。ぴよんの母、怒り爆発。というのも空腹に疲労の上、ぴよんが泣き続けるのでまったく余裕無し。まだ若い夜勤の先生と一発やりあってしまった。(前科あり)反省。でもさ、先生、君の子供がこんなに泣き叫び続けたらどう思うよ?

で、結論的にはどうも中途半端に熱が38度2分くらいで保たれてて、いまいち上がりきらず、下がりきらず、ぴよんはしんどい状態で宙ぶらりん。夜の10時半くらいにようやく38度5分になって座薬を入れてもらい、一時間後にようやくなんとか・・・・なんとか寝付けたぴよんです。完全看護と言っておきながら、さすがに泣く我が子を置いて帰る親などいやしないよね。完全看護のありがたいのは順調に回復しているときに安心して先生と看護士さんに託せる時だけですな。今日は託せなかった。ぴよんの母、今日は病院を二往復して、合間に仕事して、家についたのは午前様でした。ブログでも書いてクールダウンしなきゃ寝れない始末です。それでも明日も仕事に病院通い。つ、つらい。

最後に、ひとつ切なく思うこと。ぴよんが少しでも自分の容態を説明できたらどんなにぴよんが楽できるか・・・おなか痛い、頭痛い、寒いとか、ごはんいらないとか、気持ち悪いとか、眠いけど眠れないとか、なかなか分かってあげられずかわいそうなことさせています。