去年のクリスマスイブもRSウィルスで肺炎になってしまって救急病棟で過ごしましたが、今年も残念ながらぴよんは病院で過ごすこととなりました。幸い熱はすっかり引いたものの、まだ酸素の取入れが良くなく、もう少し入院しないといけないようです。

今日は病棟でミニ管弦楽団が病室を一つずつ回ってクリスマスソングを演奏してくれました。先生と看護婦さん、ボランティアさんから成る管弦楽団ですが、クリスマスを病院で過ごさないといけない子供たちにとってどんなにすばらしいクリスマスプレゼントとなったことでしょう。ぴよんはしんどさと親に甘えたい気持ちでふてくされたり、文句をいったりしていましたが、この演奏の音が病棟の端の方からずんずん近づいてくるのをじーと耳を済ませて近づいてくるのを待っていました。生演奏は音に厚みがあっておなかの底にまで音が響きます。楽団がやってきて、ぴよんはカスタネットを渡してもらうと、上手に演奏に合わせてうれしそうにたたいていました。ぴよんがこの演奏をとても楽しんでいる様子が分かりました。回りの子供達も言うまでもありません。ミニ楽団の方々の有志と心遣いが本当にありがたく思えた瞬間でした。

将来、会社勤めを終え、ぴよんがある程度自分の事ができるようになった時には、重い病気の子供達のためにボランティア活動をしたい、というのが私の密かな夢であります。