心臓に病気を持って生まれてきた子や未熟児で生まれた子はこのRSウィルスにかかると重症化しやすいので二歳まではシナジスという注射を9月から4月頃まで受けます。これは2歳までは保険対象なのに、2歳からは保険が利かず、一本20万以上するという代物。

なぜ二歳までなん??と納得いかず、11月の循環器の受診時に先生に攻め寄るも、もう耐えれる体力があるから大丈夫、と受けさせてもらえなかった。ま、うちも100‐160万近くのお金を払うのか?という疑問も確かにあるのだけど、ぴよんの場合、致命的になりかねないのになぁ〜。

と、そんなことを思っていた11月。やはりぴよんの身にRSウィルスが降りかかって来ました。

水曜の夕方病院にいたおばばから5回もの不在着信、メールには「肺炎やて、先生が会って話したいって言うてる」電話するとおばばはあたふたして、「院内感染の菌にかかってるって、そして人工呼吸が必要かもしれんって言うとるで」・・・まじですか?

いやな想像をしたくないけどしてしまって背筋に寒気がしたのを覚えているけど、ダウン症の子で心臓疾患一級を持っていると、やっぱある程度覚悟しとかないくてはいけないのかな、なんてことも思ったりしながらパパと車を飛ばして病院へ。

で、おばばは何を思ったか、RSウィルスをMRSAと勘違いしていたらしい。

当のぴよんはもちろん隔離部屋で高酸素のビニールのテントのようなものに入れられていました。でも私達を見ると笑顔になったのでほっと一安心。さすがの仕事キチの私も今日と明日は会議と忘年会、上司との食事会を全部キャンセルして看病しています。いつもは十分にできない母親業はこういう時にこそきっちりしないとね。

今日のぴよんは熱も37度以下に下がりミルクとおかゆが食べれるようになりました。クリスマス、いや正月までには退院したいものです。あ、ちなみに人工呼吸の話は勘違いではなかったようで、これ以上ひどくなるようだったら本当に必要だったようです。あぶない、あぶない。